2007年01月06日

『リトル*ミス*サンシャイン』/ Little Miss Sunshine

それぞれの登場シーン。もう始めから笑ってしまいました。

テレビのミスコン受賞シーンのVTRを見ながら表情を練習しているのが
ミスコンとはあきらかに違う世界に住んでる普通の女の子オリーヴ。
(しかもぽっちゃり幼児体型/アビゲイル・ブレスリンは子供用の
ファット・スーツを着用)
演技しているとは思えないほど自然体。

みんなをなんとかまとめてる母シェリル(トニ・コレット)
『シックス・センス』『インハー・シューズ』から好きな女優さんです。

成功してないのに成功論をまくしたてる父リチャード(グレッグ・キニア)
嫌な奴なのに憎めないこの味、巧いです。

パイロットを夢見てニーチェの本どおり無言の誓いを実行中の
長男ドウェーン(ポール・ダノ)。始めは不気味でも。。。

自殺未遂をして一緒に住むことになったシェリルの兄フランク
(スティーブ・カレル)が来たばかりなのに、
ヤク中で老人ホームを追い出されたグランパ(アラン・アーキン)は
いきなり文句ばかり言い出す食卓。

繰り上げでミスコンに参加するオリーヴの為、
アリゾナからカリフォルニアへ。
飛行機代のない一家は、黄色のフォルクスワーゲン・ミニバスに
乗り込みます。



こうやって書いていると悲惨極まりない家族なのですが、
芸達者な役者さんの見事なアンサンブルでからっと明るくて、
笑いながらじ〜んときて、泣きながらまた笑ってる。
人物設定、脚本のうまさ、シンプルな絵、個性的な俳優。
おすすめ映画です!

 いつもは口の悪いグランパが、息子や孫娘にかける言葉にぐっときます。
 みんな嫌い!のはずのドウェーンが、実は妹、母親思い。
 その表現にじ〜んときました。
 みんなをしっかり受け止める母の包容力。
 スティーブ・カレルのあの走り方は演技?
 リチャードの情けなさについ共感。。。
 「グランパ?」と話しかけるオリーヴの可愛いこと♪

長男がいうように「ミスコンも人生もくだらない」かもしれないけど
<ミニバス=人生>、自分で押して走って乗り込めば、
ワクワクするものになる!

だいたい勝ち組、負け組なんて言葉がはやることに不快感を
持っていたのですがそれを見事に皮肉って笑い飛ばしてくれます。

予告編見ていたら、また観たくなってきた〜♪
公式HP

*名古屋ゴールド劇場にて年末に観たのですが、観客は30名くらいで
寂しかった。。。 
でも、エンドロールの途中で出て行く人がいなかったんです!



↓アビゲイル・ブレスリンちゃん 妹役で出てます♪ 


↓ロードムービーなら、『プリシラ』もおすすめ 


posted by *タンタン at 23:45| Comment(10) | TrackBack(14) | * シネマ & Books * | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月27日

『プラダを着た悪魔』

今年もあっという間に12月。
元気が出る映画が観たい!と選んだのが
『プラダを着た悪魔』

ファッション雑誌の鬼編集長ミランダにメリル・ストリープ。
怖いです。
頭のてっぺんから、つま先まで一瞬のうちに評価をくだしている
あんな視線でみられたら、私だったら、即効帰ります。。。

失礼ながら、今までのストリープはファッショナブルな
イメージではなかったのですが、
シンプルな色合いの服+大きめのアクセやベルト
大胆な柄物etc.
を着こなし、迫力ある存在感です。

それにしてもお肌がきれい。
大胆にデコルテがカットしているドレスもあのお肌がなければ
着られません。

また、あんなハードな職場にいながら、決して怒鳴らないってスゴイ。
淡々と言いたいことだけ言って有無を言わせず、 "That's all."
ダメのものはダメ。
人に好かれようなんてこれっぽっちも気にしてなくて、
回りに対する要求もメチャクチャだけど、常に自分の感情も私生活も
コントロールしていい雑誌をつくることに全てをかけているプライド。
側にいて欲しくないけど、見事です。

一方、いくらジャーナリスト志望でファッションには興味がないといっても、
自分が受ける会社の編集長の名前くらい調べるでしょ〜?って
つっこみたくなりますが、アン・ハサウェイ演じるアンドレアの
変身ぶりも楽しいです♪

「ジミー・チューのハイヒールに履き替えてから魂をうったのよ」
と先輩アシスタントに言われてたとおり、
服を変えること=仕事に対する覚悟を決めた時点で
どんどん変わっていきます。

やっぱりお仕事は人とのつながり。
服のコーディネートを助けてくれるのが、ミランダの
右腕、ファッション・ディレクターのナイジェル(スタンリー・トゥッチ)。
また、ミランダの不可能な任務を可能にできたのも偶然出会った
コラムニストのおかげ。(下心みえみえですが)
たかがお届けもののパシリの仕事でも、
しっかり勉強していれば、人とのつながりができていくのですね〜。

さてさて、変身したアンドレアが得たものは〜?  
見てのお楽しみ。
いいエンディングです♪
posted by *タンタン at 00:20| Comment(0) | TrackBack(3) | * シネマ & Books * | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月08日

『オペラ座の怪人』

映画館で観たかったのに、見逃してしまった作品。
最近では、あっという間にDVDになりますね。

アンドリュー・ロイド=ウェバーの同名ミュージカルの映画化。
1986年、ロンドン初演時、クリスティーヌに抜擢されたのが
先週ミュージック・ステーションに出演していたサラ・ブライトマン。



当時無名だったサラを周囲の反対を押し切って主役にしたのがウェバー。
ドラマと事実がシンクロしてる?
後にウェバーはサラと結婚し、音楽のミューズであった彼女主演で、
ジョエル・シュマッカー監督に映画化を依頼するものの、
サラとの離婚により映画化が延期に。

時を経て、16歳という設定のクリスティーヌと同年齢のエミー・ロッサム、
ジェラルド・バトラー、パトリック・ウィルソンというキャスティングを
得ての待望の映画化です。



誰でも知っている名曲の数々、
現在から過去へとシャンデリアによって変化するシーン、
「マスカレード」が歌われる仮面舞踏会、
ファントムの住む地下迷宮、
人々が忙しく走り回る劇場、etc.
セット、衣装、豪華です。

クリスティーヌがデビュー時に着るあの美しいドレス&髪飾りは、
美人の誉れ高いハプスブルグ家の皇妃エリザベートの有名な肖像画の
白いドレスのレプリカだそうです。これ↓



また、あのファントムのマスクのデザイン、美しいです。
あれが、すっぽり被るレスラーのようなマスクではいけません・・・。
映画でジェラルド・バトラーがつけていたマスク(小道具)は、
アメリカ、世界最大のオークション「eBay」で£6,450(約150万円!)
で落札されたそうです。

DVDで観たためか、口パクに見えてしまい、ちょっと冷めた目でみて
しまうところもあったのですが(映画館の音量で観たかった)
舞台でこのキャストでみることができたら・・・とため息です。

***IMDb参照***

最近、子供たちがドラマを見る年齢になり、なかなか映画が観られない日。
1本見ると次々見たくなる〜。


yablue.gif 観たくなった映画

『エレファントマン』
異形の為、見せ物小屋で過ごしてきた純粋な青年の数奇な人生を描く。
デヴィット・リンチ監督作品。



『美女と野獣』
ジャン・コクトー監督。
モノクロ作品ながら(だからこそ?)美しい作品。
燭台のシーンのオリジナル。



posted by *タンタン at 22:22| Comment(0) | TrackBack(2) | * シネマ & Books * | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月07日

今日のiPod♪

勤務先は近いので、いつもは自転車通勤です。
今日は雨だったので、久しぶりにiPodを聴きながら
歩きで。

私のiPodは、子供達と一緒に車で聴くこともあるので
入っている曲は<ビートルズからジャニーズまで>
シャッフルなので、1人の時は聴きたい曲まで
飛ばしているうちに会社に着いてしまうことも。

今日の1曲目、Daniel Powter "Bad Day"



2曲め、Bon Jovi "HAVE A NICE DAY "



出来過ぎ!

posted by *タンタン at 00:56| Comment(2) | TrackBack(0) | ♪music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月15日

60年代パリ『イブラヒムおじさんとコーランの花たち』



1960年代、パリの裏通りにすむ13歳のユダヤ人少年モモ。
母親は幼い頃家出し、顔も知らない。
いつもお腹の調子の悪い神経質でまじめな父と貧乏な2人暮らし。
このお父さん、立派な本をたくさん持ち、まじめはまじめでも
目の前にいる息子のことには関心がない。
小さい頃にプレゼントしたブタの貯金箱のお金を
息子が何に使ったかなんてまったく気付かないし、
毎日食事の用意をしてくれるモモに優しい言葉ひとつも
かけることはない。

一方、、小さな雑貨屋を営み朝8時から夜11時まで
地道に働くトルコ人のイブラヒムおじさん。

お店で万引きをしているモモへのおじさんの一言。
「幸せじゃない」とつぶやくモモにするアドバイスとは?
様々な宗教が共存するトルコの寺院巡りで、
イブラヒムがモモにその違いを体感させる方法 etc.

小さなお店の店主ながら、人生を楽しむ豊かな知恵を持ち、
暖かい愛情を少年にかけてくれる。

「コーランには何でも書いてある」という割には
具体的に「何をしなさい」とか、「してはいけない」とは
一言も出てこない。
人を恐れさせ、支配するための宗教ではなく
神様に受け入れられている、という信仰がイブラヒムの
寛容さを育てているのかと思う。

60年代の音楽もシーンにピッタリ!
後半、ギリシャ〜トルコへの旅の景色もきれいです。

夏の終わり、ちょっとお疲れ気味の時に
おすすめの作品です。


イブラヒムはこの作品が久々のスクリーン復帰というオマー・シャリフ。
ドクトル・ジバゴではこんなに若かったんです。




この映画にはクルクル回るお坊さんが出てきましたが、
トルコ料理 「坊さんの気絶」とは?  yablue.gif   Potluck Cafe*
posted by *タンタン at 23:59| Comment(0) | TrackBack(1) | * シネマ & Books * | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
【TSUTAYA online】最新DVD&レンタル情報をチェック!


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。