見逃していましたが、ちょうどいい時期に観る事ができました。
23歳のアルゼンチンの医学生エルネストは、親友アルベルトと中古のバイクで
南米大陸縦断の旅に出る。
アルゼンチンからチリ、ペルー、ベネズエラへ1万Km、6ヶ月の旅。
後に”伝説の革命家”チェ・ゲバラとなるエルネストの回想記を元に描かれた作品。
あのベレー帽の写真は見たことはあっても、実は、チェ・ゲバラについて何も知りませんでした。
ハードなスポーツを好み、予期せぬ行動をするが、喘息の持病をもつ。
危険な発作に苦しむこともあるけれど、繊細で人々のことを本気で考えられるのは、
この喘息のおかげなのかもしれない。
エルネストとアルベルト、まったく性格の違う2人のコンビ。
無鉄砲なだけの旅にならないのは、医者になるという志を持っているからでしょうか。
いつもはいい加減な2人がマチュピチュ遺跡で、並んで黙ってノートに向かってペンを
走らせているシーンがとても良かった。
この旅でエルネストは医者になるより何か自分にできることがあると気づく。
旅の途中で出会った人々を映すモノクロのシーン。
どれもまるで写真のようにカメラをじっとみつめていて、エルネストが人々と
正面から向き合ったことを表しているよう。
監督はウォルター・サレス。
『セントラルステーション』も大好きだったけど、『パリ・ジュテーム』の
ベビーシッターのお話「16区を遠く離れて」もこの人の作品だったのですね。
この監督好きです。
そして、主演のガエル・ガルシア・ベルナル。
もうあの笑顔に惹かれない人はいないでしょう!
繊細で無鉄砲で情熱的でバカ正直なエルネストを見事に演じています。
自分のことより他人のことを考え行動する正義感は、革命家となった後も
頭でっかちな共産主義者というよりももっと医者に近いと感じました。
ちょうど10日から公開の「チェ 28歳の革命」
もっとチェ・ゲバラの事が知りたくなったので、是非見に行かなくちゃ。
【* シネマ & Books *の最新記事】









この映画のエルネストは本当に魅力的でした。
ガエル君の笑顔がまた良かったですよね。
チェ二部作の予習には不可欠な作品だと思います。
突撃訪問のお宅のおじいさんにエルネストはいいが、
アルベルトはダメ(顔が。。。)って言われてるところが可笑しかった♪
ガエルくん、あのはにかむような笑顔と澄んだまなざし。よかったです〜^^
チェ2部作のソダーバーグ監督もこの作品を含めて3部作になった、などと語っていましたね。